今ここの問題や困りごとのメカニズムを理解し、問題に焦点をあて、目標を設定し、問題解決に向けて、クライエントとカウンセラーの協同作業(課題やホームワークを一緒に決めて取り組む)や話し合いをしながら進めていきます。
認知行動療法のプロセスと認知モデル(思考がどのように感情と行動に影響を与えるか)についてさまざまな考え方や工夫を身につけていただき、日常生活の中で自分のために活用していただくことを目標としています。
認知行動療法ーストレスと上手に付き合う力。
認知行動療法
相互作用モデル
今ここの問題や困りごとが、どのような環境において、どのように発生しているのかを理解していきます。
私たちの心や生活は、さまざまな要素の相互作用から成り立っています。たとえば、私たちは状況や他者(家族、同僚、友人など)と日々、影響しあいながら暮らしています(環境と個人の相互作用)。同様に、私たち自身においても、認知(頭のなかに浮かぶ考えやイメージ)、行動、気分・感情、身体はつねに相互作用しあっています(個人の中の相互作用)。
- 認知・・頭に浮かぶ考え、イメージ
- 気分・感情・・心に浮かぶさまざまな気持ち
- 身体・・体にあらわれるさまざまな生理現象、身体の感覚など。
- 行動・・外から見てわかる動作やふるまい。

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